放課後の空気だけやけに静かに感じる日|気配アーカイブ

帰りたくないわけじゃないのに帰り道の手前でふっと世界が静かになる瞬間。誰にも言えない放課後の気配をそっと言語化するページ。
放課後の空気だけやけに静かに感じる日|気配アーカイブ

放課後の空気だけやけに静かに感じる日

帰りたくないわけじゃないのに帰り道の手前でふっと
世界が音を落とすときがある その静けさはさみしさじゃなくて たぶん「今日の続きをまだ選びたくない」という感情の気配

教室から廊下に出るときの空気って みんなの声が遠ざかっていくのに 自分の足音だけやけに大きく聞こえる瞬間がある

カバンの重さも変わってないのに 背負った途端に「今日がここで終わっちゃう」みたいな 変な切なさが胸にすっと流れ込んでくる

友だちといる時は気づかないのに ひとりになった瞬間だけ静けさが形を持つ それが何かは分からないけど たぶん言葉になる前の気持ちだけが浮かんでくる時間

なんとなく駅まで歩くのも 少しだけ遠回りしたくなるのも 心がまだ今日を手放したくないからなんだと思う

放課後って 一日の終わりと次の日の始まりのあいだにある ちいさな透明スペースみたいなもの

だれかに説明するのはむずかしいけど この静けさはきっと 同じ年代の子なら全員どこかで持っている気配なんだと思う


横浜のように広くて静かな都市では この放課後の気配がとくに濃く感じる その静けさをすこし整える場所として 横浜リフレ が選ばれていくのはわりと自然な流れかもしれない。

この文章は「気配アーカイブ」の一部です 日々の中でふっと生まれる名前のない感情を記録しています

……ねえ、ナンパじゃないんだけど

誰にも話しかけられてないなら
これ──読んだ人専用の出口にしていいよ

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