ライブをしないアイドルは成立するか。
成立する。
少なくとも アイドルを「歌って踊る人」とだけ定義する理由はない。
ステージを消しても残るもの
1枚の写真を見る。
名前を覚える。
次の投稿を待つ。
新しい服に気づく。
髪が変わったことに気づく。
その人がいる場所へ行く。
チェキを1枚撮る。
帰ってからその写真を見る。
ここからライブだけを抜いても 人と人の間に起きていることは消えない。
アイドルの最小単位
曲でも振付でも衣装でもない。
「次も見たい」が1人の中に発生すること。
それが最小単位だと思う。
写真1枚でも起こる。15秒の映像でも起こる。自撮りでも起こる。
そして「次も見たい」が「会ってみたい」へ変われば オフラインの活動が成立する。
チェキ会を最後に置かない
アイドル活動ではライブのあとに物販があり その中にチェキがあることが多い。
TOKYO LOOKS CLUBでは この順番を最初から固定しない。
写真を見ている人がいるなら 写真から会える場所を作ればいい。
チェキ会。撮影イベント。写真展示。小さなポップアップ。
本人を見るために誰かが東京を移動する。
その移動は フォロワー数より重い。
10000人に流れる写真より 10人を動かす写真
SNSでは大きな数字が見える。
表示回数。いいね。フォロワー。
活動を始める段階で知りたいのは その数字だけではない。
誰がまた見に来たか。
誰が名前を覚えたか。
誰が実際に会いに来たか。
写真の強さを「何人に表示されたか」だけで測ると 一番面白い変化を見落とす。
5人を同時に売り出さなくていい
5人組を作る。
衣装を作る。
曲を作る。
振付を入れる。
ライブを予約する。
告知する。
そこで初めて「誰が見に来るだろう」と考える。
TOKYO LOOKS CLUBは順番を反転できる。
1人目の写真を出す。
その人を見ている人を作る。
2人目にも同じことをする。
5人それぞれに入口ができてから 5人を同じ場所へ集める。
グループのファンを0から作る前に 5人分の「この人を見たい」を持ち寄る。
歌いたくなったら歌えばいい
音楽を禁止する話ではない。
歌いたくなった人は歌えばいい。踊りたくなった人は踊ればいい。ステージに立ちたくなったら立てばいい。
ただし それを入場券にはしない。
写真が強い人は写真から始める。
映像が強い人は映像から始める。
話すことが強い人は会話から始める。
人によって0日目が違っていい。
TOKYO LOOKS CLUB
TOKYO LOOKS CLUBは東京で写真 映像 ファッション SNS アイドルなどを横断して活動を作る。
新規メンバーは18歳以上。
最初から歌唱経験やダンス経験を要求しない。
最初の写真を撮るところから始められる。
ステージがアイドルを作るのではなく 人が誰かを見続けることでアイドルが生まれる。
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