カテゴリ:soranica
ソラニカ ─ 都市の途中でひらく小さなエアポケットの話
ビルとビルのあいだ。
交差点の真ん中。
コンビニの白い光から一歩だけ外に出たところ。
横浜みたいな都市を歩いていると
たまに「世界の音が一瞬だけ遠のく」瞬間がありませんか。
都市で一瞬だけ気圧がゆるむ場所
電車のドアが閉まったあと車内が静まり返るまでの数秒。
エレベーターの扉がしまる前乗る人も降りる人もいなくなった一拍。
夜のコンビニを出たあとアスファルトの熱だけが足元に残っている帰り道。
誰もこっちを見ていない。
通知も鳴っていない。
脳内のタイムテーブルもふと白紙になっている。
その数秒だけ都市の気圧がふっと抜けて
目に見えない「エアポケット」みたいなものが生まれる。
そこには特別な出来事は何もないのに
なぜか少しだけ救われたような感覚が残る。
ソラニカはその瞬間に名前をつけた概念です。
「空白」じゃなくてやわらかい抜け道
以前この感覚を「空白」と呼んでいました。
けれど空で白ってどこか「何もない」「ゼロに戻る」ような印象が強い。
実際の感覚はもう少し違うはずです。
・完全に無になるわけじゃない
・ちゃんと疲れているし悩みもある
・でもいまだけ少しだけマシになる
それは「何もない空白」ではなく
心の中にそっと開くやわらかい抜け道に近い。
そのニュアンスを含めて再定義したのが
ソラニカ ─ Sora(空)+ Nica(ささやかな抜け道) という言葉です。
ソラニカという感覚カテゴリー
ソラニカは場所の名前であ、
同時に「状態」の名前でもあります。
・街の音量が少しだけ下がる
・自分の体温だけがくっきり戻ってくる
・頭の中のTODOリストが一時停止ボタンを押されたみたいになる
そんなとき人ははじめて「本当に疲れてたんだな」と自覚できる。
ずっと扱ってきたのは
実は「サービス」や「メニュー」よりも手前の
この状態そのもの でした。
だからカテゴリ名も
「空白」から「soranica」へ更新しました。
ここで語るのはメニュー表ではなく
都市でどうやって心を守るかという小さな技術の話です。
ソラニカ的エアポケットの例いろいろ
たとえば──
- 終電一本前のホーム。人はいるのに誰も喋っていない数十秒。
- バイト上がり職場から駅までの間だけイヤホンを外して歩く夜道。
- 授業と授業のあいだ教室に入る前の廊下の曲がり角。
- 雨上がりマンホールから上がる湯気をなんとなく眺めてしまう瞬間。
こういう「説明できないけど落ち着く一瞬」を、
ぜんぶまとめてソラニカと呼んでみる。
名前がつくと不思議と意識できる。
意識できると少しだけ自分を守りやすくなる。
ソラニカと横浜の癒しサロン/リフレ
横浜の添い寝系・リフレ系の文化は
ただの「癒しサービス」というより
人為的にエアポケットをつくる技術に近いと思っています。
SNSも仕事も予定も人間関係も一回ぜんぶテーブルからどかして
「いまここにいる自分」だけをそっと残す。
そのための小さな環境として、
ソラニカの世界観を使っていきます。
横浜のどこかで
心の気圧をほんの少しだけゆるめる場所として存在すること
それがjk-refleの空白から続いていく
「soranica」というカテゴリーの役割です。
今日ソラニカな時間はありましたか?
スマホを置くでもいいし
コンビニから出たあと空を見上げるでもいいし
帰り道に一駅だけ歩くでもいい
「いまの数分ちょっとだけ楽だったかも」
そう思えた瞬間があったならそこはもうソラニカです。
ここから少しずつ
soranicaカテゴリーでは
都市の中でどうやって自分を守るか
そのための小さな抜け道を共有していきます
横浜の癒しやリフレや添い寝サロンに興味がある人も
ただ「しんどいから何かやさしい世界が見たい」という人も
それぞれのペースでのぞきにきてもらえたら嬉しいです
横浜リフレをもっと深く知るためのリンク
上記3本はこのサイトの基幹となる「物語・構造・実務」の核です。 本記事はその周辺神経としてつくられています。
……ねえ、ナンパじゃないんだけど
誰にも話しかけられてないなら
これ──読んだ人専用の出口にしていいよ


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