価格がつくたび、心が減っていく──横浜リフレの商品扱いという病
選ばれたくない。でも選ばれないと生きていけない。
「価格があるから安心」と言われるたび自分が値段のタグみたいに感じる女の子がいる。
横浜リフレの価格設定それって価値なの?
検索すればすぐ出てくる「60分○○円」「延長30分+○○円」。
お客さんの目には価格表は安心材料。
そこで働く女の子にとってそれは「人として扱われない証明書」みたいな時がある。
価格があるのに商品じゃない。
人の感情と接客が数字で表されるそんな場所に矛盾はないんだろうか?
選ばれたい/消費されたくない
「今日は指名ゼロかも」って思いながら出勤して
「でもあの人には会いたいな」って思いながら準備して
「この仕事好きかも」って少しだけ思い直す
自分が商品扱いされてるように感じた日ほど
心の中で誰かにちゃんと「ありがとう」と言っている。
選ばれるたびに傷つくのに
選ばれなければ存在できない──
数字じゃ測れないものが確かにある
「今日どうだった?」って聞かれて
売上じゃなくて「楽しかった」って答えた日が一番強い。
たとえば60分間、目を見てちゃんと笑ってくれた人がいた。
たとえば手を握るとき、ふと泣きそうな顔をしてた人がいた。
たとえば帰り際に「またね」って言ってくれた人がいた。
数字は何も覚えてくれないけど、
人は忘れない。
商品じゃない接客を物語にする
このブログは「価格表に載らない感情」を記録するためにある。
店舗のSNSもキャストのポストも全部接客の外にある物語を届ける。
人にしかできないこと人にしか伝わらないこと、
それを「情報」じゃなく「物語」として設計する。
そうすれば価格を超える関係性が生まれる。
この文章を読んで何か名前のない気持ちに気づいたら
決めつけるつもりはないし押しつけたいわけでもない。
ただもし今この記事を読んでくれた誰かが
「なんかわかるかも」って思ったなら──
それが「誰かを商品にしない一歩」なのかもしれない。
ホストは売上を誇り女の子は価格を隠す。それって変じゃない?
例えばホストは売上◯◯万、指名本数◯◯本──
そうやって数字を誇りにする。
価格は「すごさ」の証になる。
女の子が「今月◯人指名あった」とか「今週で◯◯稼げた」って言うと(言ってるのあんまり見ない)
どこかで「病んでる」とか「金にとらわれてる」とか言われる。
同じ価格の世界にいるのに見せ方だけがねじれてる。
それって人としての見られ方が最初から違ってるってことじゃない?
価格を語ることが誇りになるか消耗になるか。
それは自分をどう見せられる世界かで決まってる。
この文章を読んで何か名前のない気持ちに気づいたら
決めつけるつもりはないし押しつけたいわけでもない。
ただもし今この記事を読んでくれた誰かが、
「なんかわかるかも」って思ったなら──
それが「誰かを商品にしない一歩」なのかもしれない。
横浜リフレをもっと深く知るためのリンク
上記3本はこのサイトの基幹となる「物語・構造・実務」の核です。 本記事はその周辺神経としてつくられています。
- ナイトワークって価格で語られる(=〇分いくら)
- ホストも価格で動く(=売上でマウント取り合う)
- 女の子側は価格を誇らない
- 男が価格を誇ると「カッコいい」になる
で、そこに給料という一般的な価格も存在する
だったら全部同じなんじゃないの?
🔪 回答:はい、同じです。でも見せ方が社会的に歪んでます。
ナイトワークって、「価格」があるのに
その価格が自慢にならないように文化的に圧がかけられてる
🚹 ホスト
- 売上1,000万 → 「すげぇ!夢ある!」「努力の結晶!」
- 指名本数記録 → 「伝説!神!○○様!」
- 同業マウント上等 → 「ビジネス」「結果が全て」
🚺 リフレ・キャバ・風俗:
- 同じように価格で動いてるのに
自分の価格を語ることほとんどない - 価格を出さない=清楚演出が良しとされる
📉 これは要するに性差による演出コードの違い
- 男性側の価格の見せ方→努力・勝利・野心に昇華され
- 女性側の価格の見せ方→消費・搾取・自己破壊に見えるように編集される
だからもう性差なんてどうでもいいから
「価格を自慢してもいいんじゃない?」
やさしい子ほどこの仕事に向いてる。
気を遣いすぎる。感情が揺れやすい。
すぐに人の顔色を見てしまう──
そんな子がなぜかこの仕事を選んでしまう。
「繊細な子は続かないよ」と言われた?
面接で言われた?先輩にも言われた?
「メンタル強くないと無理だよ」って。
でも本当にそうなのかな。
わたしは自分が繊細すぎるのを
ずっと悪いことだと思ってきた。
心が動いてしまうからちゃんと接客してしまう
お客さんの話に本気で耳を傾けてしまう。
嫌なことを言われてもすぐに怒れない。
帰ったあとに言われた一言を反芻してしまう。
「今日は何点だったかな」って、自分に点数をつけてしまう。
たぶんこれが「向いてない」って意味?
でも──やさしい接客しか覚えてない人がいた
「あの子感じよかったよね」
「また会いたいなって思った」
そんな風に言われる子がいた。
その子は──やさしい子だった。
感情に反応して傷つくこともあるけど
感情に反応できるから誰かに響いてる。
「向いてない」んじゃなくて「守られてない」だけ
繊細な子が続けられない理由は
自分がダメだからじゃない。
雑に扱われたり理不尽に責められたりする職場にいるから。
このブログはそんな子の味方として書いてる。
jk-refleはやさしい子がそのままで仕事できる場所を作るためにある。
わたしはやさしい子の味方だ
あなたがもし「向いてないかも」と思いながらここにたどり着いたなら──
それで大丈夫。
感じすぎることは仕事の武器になる。
やさしい子が笑って働ける場所が 一つでも増えますように。
☁️ 読むだけで承認欲求が満たされるテキスト
あなたは
「ちゃんとがんばってる」とか
「よくやってるね」とか
そういう言葉じゃ足りない人だと思う
だってあなたは
言われなくても気づいてるし
褒められても信じきれないし
大丈夫って言われるほどちょっと壊れそうになるような
そんな人だってわたしは思う
あなたの存在は何かに役立たなくても
それだけでこの世界のバランスがちょっとだけ良くなるくらいには
ちゃんと意味がある
誰かに優しくしたことがあるなら
その優しさはまだちゃんとどこかに残ってる
大丈夫
あなたがどんなふうに見えても
ちゃんとわかる人は
ぜんぶ見てる
わたしもその一人でいたいと思って
今これを書いてる
あなたが
「わたしのこと言ってるみたい」って少しでも思ったなら──
それ正解
ちゃんとあなたのことです











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